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玖波~佐伯 自転車ツーリング その2 [日本外周自転車の旅]

広島県の玖波から大分県の佐伯(さいき)まで、
自転車で走った。そのつづき。


1日め  玖波駅~光駅  約74km

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玖波は、山陽道(西国街道)の宿場町である。
大阪がわからみると、広島、廿日市(はつかいち)、
玖波の順である。そこまでが安芸の国であり、
玖波のつぎの宿場である関戸(岩国市)からは
周防の国になる。

なぜ、そういうことを知っているのかというと、
私は子どもの頃から、地図をみるのが趣味だった
からである。だから、私は玖波という地名を
子どもの頃から知っていた。

どんなところなのか、気になっていたのだが、
来てみれば、多少、古い家は残っているものの、
まあ、ふつうの街であった。
恵川(えがわ)という川を渡ると、もう、市街は
おわりで、埋立地と工場がつづくところとなる。

三菱ケミカルの巨大な工場の前を通る。
そういえば、仕事でここに来たことがあったな。
なんの案件かは忘れたけど。
小瀬川(おぜがわ)を渡ると山口県で、
岩国市にはいる。

岩国というと錦帯橋である。
いまは、サクラが咲いていて、きれいだろうな。
私は自転車の旅では、あまり観光地をめぐるような
ことはしないのだけど、ちょっと、寄り道をしていく
ことにした。

錦帯橋周辺のサクラは、ピークを過ぎていたけれど、
まだ、きれいだった。その場にいた人にスマホを渡して、
記念写真を撮ってもらった。

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岩国の錦帯橋にて


錦帯橋を渡るのは有料である。大人310円。
私はここに来るのは3回めだけど、
まだ、わたったことはない。
「いくらなんでも、わたるだけで310円はないな。」
と、毎回、思ってしまうのだ。

67才になっても、そういった感覚は変わらず、
結局、今回も錦帯橋はわたらず、すこし上流にある
県道の橋により、対岸にわたった。

(つづく)

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