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玖波~佐伯(さいき) 自転車ツーリング その1 [日本外周自転車の旅]

広島県の玖波から大分県の佐伯(さいき)まで、
自転車で走った。

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今回走ったコース

1日め 玖波駅~光駅 74km
2日め 光駅~山口宇部空港 85km
3日め 山口宇部空港~小倉駅 68km
4日め 小倉駅~柳ヶ浦駅 67km
5日め 柳ヶ浦駅~暘谷(ようこく)駅 93km
6日め 暘谷駅~臼杵駅 74km
7日め 臼杵駅~佐伯(さいき)駅 31km
  合計 492km


  使用した自転車   ロードスポーツ改造車
  チェーンリング    44T-32T (2段)
  カセットスプロケット  11-34T (8段)



日本外周自転車の旅であるが、
2017年12月に広島県大竹市の玖波駅まで進み、
そこから、まだ、走っていない。
ということで、今回はその続きをしようと思う。

あれから6年、私にはいろんな変化があった。
まず、年金生活者となり、収入が減った。
ということで、旅にかかる経費は、極力、
削減しなければならない。

昨今、インバウンドとかで、外国人観光客が激増し
ビジネスホテルの部屋代は高騰している。
場所にもよるけれど、1泊1万円以下で宿泊するのは、
むずかしくなってきている。
ということで、ビジネスホテルの利用は、
もうやめようと思う。

いつものように、自転車は鉄道で輪行。
そしてテント泊にしようかと思ったのだが、
年齢により、体力が落ちてきて、20kgちかい
輪行バッグ(装備含む)をかついで移動すること、
および、テント、シュラフ等を含む装備を
自転車に積んで走るのが、だんだんきつくなってきた。

そこで、今回、自転車と荷物はクルマで運ぶこと
にして、車中泊と組み合わせることにした。つまり、

1. 自転車をクルマで出発地点まで運ぶ。
2. クルマを出発地点の駅の近くの駐車場に
  置いておく。
3. 装備を持たない身軽な状態で走行する。
4. 到着地点の駅の駐輪場に自転車を置く。
5. 列車で出発点の駅まで戻ってくる。
6. クルマで到着地点の駅まで向かい、
  自転車を回収する。
7. 適当なところで車中泊をする。→1.にもどる

という流れである。名付けて、尺取虫走法。

これができるのは、列車の本数が多い地域に
限られる。山陽本線の岩国から下関までは、
1時間に2~3本の間隔で列車があるし、
日豊本線も、大分までは特急ソニックが
30分に1本、走っている。
大分から先は、列車の本数が少なくなるが、
それでも、特急にちりんが1時間に1本程度ある。

まあ、なんとかなるだろう。
ということで、出かけることにした。

2024年4月10日午前9時30分、私は山陽本線の
大野浦駅近くの駐車場にクルマをとめた。
駐車料金は、24時間まで400円。
なぜ、大野浦駅なのかというと、
前回のゴールであった玖波駅付近には、
駐車場がないからである。つぎにクルマで来る
ことは、まったく想定していなかった。

午前10時に大野浦駅を出発した。
最初によったのは、となりの駅である玖波駅。
ここからが本当のスタートである。
2024年4月10日午前10時30分。
日本外周自転車の旅を再開した。

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玖波駅にて

(つづく)


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