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中型免許の限定解除をした  その2 [ムダ知識]

ということで、中型免許限定解除の技能試験1回めである。


受験1回目
午後1時に集合。限定解除の受験者は、私を含めて5人であった。
2Fの技能試験室で簡単な説明を受けたのち、
プラットフォームに降りていくと、
すでに中型の試験車 (トラック)が停まっていた。
はじめて試験車を見た印象であるが、
でか!と思った。
それもそのはずで、昔 (2007年6月まで)の大型免許の試験車である。
全長は約8メートル、全幅は約2.4メートル、ホイールベースは約4.4メートルもある。

マジで、これに乗るのかよ...。

chugata.jpg
中型免許の試験車

ちなみに、このBlogでは、何回も書いているけれど、
私はオートバイの運転も、クルマの運転も、どヘタである。

私の乗車順は1番であった。
運転席にすわり、シートを合わせ、エンジンをかける。
で、本で読んだとおり、ギアをセカンドに入れ、
回転数を1500回転/分くらいに上げたのち、
ゆっくりと、クラッチをはなす。

おっ、動いたぞ!

ちなみに、マニュアル・トランスミッションのクルマに乗るのは、
およそ20年ぶりである。
われながら、大丈夫かよ? と思う。
ファイナル・ファンタジーでいうと、経験値も武器もなんもない状態で、
ネオエクスデスを倒そうとしているようなもんだね。(笑)

最初の30メートルは、ならし走行であり、ゆっくりと走って、
水色のポールに寄せて停止するよう、指示をされる。
そこからが、採点開始である。
合図を出し、発進。

ガタン。

すかさず、試験官から停止を命じられる。
なんと、うっかり、左後輪を縁石に乗り上げてしまったらしい。
開始後、1メートルで試験中止である。
おそらく、府中試験場の最短記録ではないか。
これは、ネタでもなんでもなく、本当にやったから。


出発地点に戻ってから、試験官に、ひとことアドバイスを受ける。

試験官 「なんで、スタートしてから、左にクルマをふったの?」
私    「い、いや、停止線に対して、なるべく直角に
      クルマを誘導した方がいいかな、と思いまして。」
試験官 「そういうことは考えなくていいから。スタートしたら、
      まっすぐ、停止線に向かいなさい。」
私    「はい・・・。」


それで終わりであった。
そりゃ、そうだよね。1メートルも走ってないもんな。(笑)

それにしても、どうも合点がいかない。
で、技能試験待合室に上がり、失敗したところを、上から見てみた。
すると、なんと、縁石がバナナ状にとんがっているではないか。

post.gif
スタート直後の縁石を踏む   画像出所:Google Maps


これは、うっかりしたなあ。
( ̄∇ ̄)ゞ


スタート直後、運転席からは死角になっていて、とんがった部分は見えない。
もちろん、手前から走ってくるわけだから、見えていたはずである。
けれど、20年ぶりにやるクラッチ操作と、水色のポールに停めることに
集中してて、それどころではなかった。
しかも、私の場合、スタート地点で、左ぎりぎりに車体を寄せすぎたのと、
発進後、停止線に対して、直角にクルマを誘導しようとして、
とんがった部分の縁石を踏んでしまったのであった。
次回から、気をつけよーっと。


ご注意

※この受験体験記は、2012年5月時点のものであり、
 筆者takの個人的な感想を書いたものです。
 技能試験の方法、採点基準は、刻々と変わっていますから、
 受験に必要な情報は、必ず、ご自身でご確認ください。
 本Blogに書かれた情報により、なんらかの障害が
 発生したとしても、takは責任を負いません。


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