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バッテリーを交換した [オートバイの話]

バッテリーを交換した。前回の交換から、約4年5ヶ月ぶりである。


冬になる前に、バッテリーを交換することにした。
前回の交換が2006年5月だから、もう、約4年5ヶ月、
使っていることになる。
まあ、まだ使えるかな、という気もするのだが、
バッテリーを上げる心配をしながら走るよりも、新品に交換して、
安心して走る方が、精神衛生上、いいから。

バッテリーは前回と同じ、米国ACデルコ社の製品にした。
DB14-A2という製品で、価格は7300円であった。
日本メーカーの製品に比べて、かなり割安だけど、
性能的には、まったく問題ないと思う。


fill.jpg
バッテリー液 (希硫酸) を注入しているところ

charge.jpg
初期充電をしているところ



まずは、バッテリー液 (希硫酸) を、ドボドボと注入。
私の場合は、液面の高さがわかりやすいように、
ウラからライトを当てて、作業するようにしている。
注入し終わったら、そのまま、しばらく置く。
英文の説明書には、「酸を注入したら、すぐに使うことができる」と書いてある。
けど、「しかしながら、十分な性能を発揮し、かつ、長寿命のためには、
5時間の初期充電を行うことが望ましい。」とも書いてあるな。

5時間!

しかも、「30分ごとにインターバルをおき、全充電時間が5時間となる
ようにせよ。」だと。なかなか、面倒くさい。
通常、バッテリーの初期充電というのは、1時間もやれば十分ではないのか。
そう思うけど、まあ、メーカーがそういっているのだから、従うことにした。

充電は、風通しのいいところで行うこと。
水素が発生するから、爆発のおそれがある。
メーカーが、「30分ごとにインターバルを置け」と指示しているのは、
たぶん、水素に引火しないようにするための配慮であろう。

バッテリーチャージャーを持っていない人は、初期充電ができないけど、
その場合は、バッテリー液 (希硫酸)を注入してから、できれば20分くらい置いて、
オートバイに搭載すればいいだろう。
でないと、十分な電流量が発生しないと思うから。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
バッテリーが弱っているなら、冬になる前に交換したほうがいいだろう。
いまのバッテリーは、バッテリー液 (希硫酸)を注いだら、すぐに使えるけど、
できれば、初期充電をした方がいい。
その際、発生する水素への引火には、注意すべきである。
そんなところかな。


え? あまったバッテリー液 (希硫酸)はどうしたのかって?
重曹と反応させて、トイレに捨てちゃった。

2NaHCO3+H2SO4 → Na2SO4+2CO2+2H2O

だから、問題ないと思うけど。
心配な方は、処理できる業者に持っていってください。