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ツイッターを始めてみた 2 [ひとりごと]

前回、ツイッターを始めたということを書いたけれど、
すっかり、はまってしまった。


先日始めたツイッターであるが、私のタイムラインも、だいぶ、
にぎやかになってきた。オバマ大統領やヒラリー・クリントン氏、
あるいはNBAのシャックなどといった世界的に有名な人のつぶやきを、
リアルタイムで読むことができるというのは、本当におもしろい。
また、つぶやきを書き込むのも、いま、なにをして、なにを感じているかを、
まるでコメントのような気軽さで書けることから、非常に参加しやすい
システムであると思う。すっかり、ツイッターにハマってしまったな。(笑)


ツイッターとは、Blog、SNS(mixiなど)とチャットの中間のようなシステム、
とされている。けれども、やってみて思ったのだが、どうも、そんな感じ
ではない。とりわけ、「ミニBlog」などと言われると、すごく違和感がある。
ツイッターは、まずは有名人のつぶやきを、リアルタイムで読むことができる
「メディア」という側面がある。多くの政治家や企業が利用しているのは、
主として、メディアとしての機能である。
また、参加する者にとっては、どちらかというと、「掲示板」に近い。
誰かのつぶやきに対して、短いレスを書き込むような感じである。
つまり、2chに近いシステムであると思うのだ。


2chは、言うまでもなく、世界最大の電子掲示板群である。
基本的にはオープンであり、スレッドを立てるのも、レスをつけるのも、
参加者の自由である。
それに対して、ツイッターは、クローズドであるという違いがあるものの、
基本的には、なにをつぶやこうが、その人の自由である。
そういった点では、共通している。

けれども、2chの場合は、暗黙の了解というか、大前提として、
スレッドを立てる人も、レスをつける人も、それなりの知見を
持っていることが必要になる。

でないと、相手にしてもらえないから。

つまんないスレッドを立てたりしたら、無視されるばかりか、
批判の対象になるし、それなりの知見を持っていない人が
レスを書いたりしても、バカにされるのがオチである。

それなりの知見を持っている人が、
読んでおもしろいことを書くこと。

それこそが、2chに参加するための条件なのである。
案外、敷居が高く、むずかしいものである。

また、意味のないレスや、根拠なく他人を攻撃したりすると、
頭のおかしな人※注  にされてしまう。
それが2chにおけるルールであり、非常に厳しいものである。
2chは誹謗中傷や名誉毀損などの書き込みも多く、
まともに話のできるところではない、という印象も持たれているけれど、
読んでいると、真理をつく鋭い視点や、高い見識を持った書き込みも数多い。

 ※注
 頭のおかしな人の判定基準


 ・「みんなの意見」「他の人もそう思ってる」など、自分の意見なのに
  他人もそう思ってると力説する人

  他人が自分とは違うという事実が受け入れられない人です。自分の意見
  が通らないとコピペや荒らしなど、無茶をし始めるので見かけたら放置
  してください。


 ・根拠もなく、他人を卑下したり、差別したりする人、自分で自分を褒める人 
  他人を卑下することで自分を慰めようとする人です。実生活で他人に褒めて
  もらう機会がないがプライドだけは高いとか、匿名の掲示板しか話し相手の
  いない人です。可哀想なので放置してください。

 ・自分の感情だけ書く人
  「~~がムカツク」とか自分の感情を掲示板に書くことに意味があると
  思っている人です。何がどのようにムカツクのか論理的に書いてあれば、
  他人が読んでも意味のある文章になりますが、そういった論理的思考の
  出来ない人です。もうちょっと賢くなるまでは放置してあげてください。


-2chの「おやくそく」より引用-


2chに対して、ツイッターは、同じように即時性のある話題を追求する
ものの、参加者の関係とか雰囲気は、ゆるい。
誰にでも参加できる気軽さがあるのである。
いってみれば、2chが参加するのに敷居が高くなったぶん、
誰にでも気軽に参加できるツイッターに移行しているのだと
みることができるだろう。
ツイッターのゆるさをメリットととらえるか、デメリットととらえるかは、
参加者しだいである。
「だからいいのだ。」という人もいるだろうし、
「いや、つまらん。」という人もいるだろう。
とにかく、ツイッターとは、そういうものであると思う。

ツイッターとは、要するに、ちょっとしたことをつぶやいて、
何人かの人に、「ふーん」と言ってもらえれば、それでいいわけである。
2chにくらべると、そんな軽い、ゆるいところが、いまの時代に合って
いるんだろうな。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
ツイッターは、有名人のつぶやきをリアルタイムで見ることができる
「メディア」という側面と、クローズドで気軽に参加できる「掲示板」
(=2chに近いシステム)という側面があると思われる。
もし、ご興味があれば、気軽に参加してごらんになるといいだろう。



ちなみに、ツイッターは、Blogとは根本的に異なるものである。
Blogの本質は、情報発信と、それに関する議論である。
Blogの記事は、常になんらかの情報を発信するものでなければいけない。
でないと、読者にとって、意味がないからである。
また、コメント欄は、それに関して、議論をする場である。
当然のことながら、批判をされることも多い。
ていうか、そもそも議論をしたり、批判をされるのがいやなら、
Blogなんか、書けない。
Blogとは本来、そういった厳しいものであると思うのだ。

So-netブログは、そういった厳しさを和らげるため、
コメントを書いた人が誰か、わかるようにしている。
結果的に、Blogとはいうものの、SNSに近いシステムとなっていて、
全体的には、非常にゆるい雰囲気になっている。
けど、やる気になれば (要するに、嫌われる覚悟を決めれば)
批判を展開することは、十分に可能である。

ま、それはともかく...。
ツイッターは、Blogとは根本的に異なる、ゆるいものであるから、
Blogのパーツとしてみると、なかなか相性がいい。
サイドバーに表示しておくと、ちょっとしたコメント程度の書き込みが
できるから、おもしろいコミュニケーションツールになると思う。
ということで、有益な情報発信ができるかどうかはわからないけど、
しばらくは、続けてみようと思っている。


追記:
私がコメント欄を設けていないのは、議論をするのを
避けているのではなく、「よかったですね」とか「楽しそうですね」
などといった、意味のないコメントに対して、
いちいち、レスをつけるのが苦痛だからです。
記事に対して、ご意見・ご批判があれば、左側のサイドバーの
封筒マークを押して、書き込んでください。正当なご意見。ご批判
であれば、きちんと承りますし、ご希望があれば必ず返信をさせて
いただきます。



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