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輪行のノウハウ [ツーリング情報]

barbieさんの記事で、私が輪行(自転車を電車などにのせること)の
準備をしているところが紹介されていたけれど、700Cサイズ(27インチ)
の自転車の輪行は決して難しいものでは...ない。
(^^;A
 

女もすなる輪行といふものを、男もしてみむとて、するなり。
(口語訳: 女性がやっている輪行というものを、男性である自分も
 やってみようと思って、してみた)
 
barbieさんは、このところ、京都から自転車を輪行で持って来られて、
関東でサイクリングを楽しんでいらっしゃる。先日、私も同行させて
いただいたのだが、そのときは、立川から横浜の桜木町まで、
自分の自転車を輪行した。
barbieさんが乗っておられる小径車に比べると、私の乗っている
700Cサイズ(27インチ)の自転車は、輪行が難しいのではないかと
思われがちである。が、700Cサイズの自転車の輪行も、慣れれば、
けっして難しいものではない。...ほんとか...?
 

自転車を分解したところ
 

上の写真は、自転車をバラして、輪行袋に入れる前の状態である。
手順としては、

 1.ペダルをはずす
 2.ハンドルをはずす
 3.サドルを下げる
 4.ブレーキをはずす
 5.上下をひっくり返して、車輪をはずす
 6.チェーンがからまないように、一部をフレームにとめておく
 7.車輪でフレームをはさむようにして、ゴムひもなどでしばる

という感じである。組み立てるときは、この逆をやればいい。
分解するのに、だいたい10分くらい。組み立てるのは、だいたい
20分くらいかかるとみておけばいいだろう。

え? 面倒くさそうだって?
うん、とっても面倒くさい。 

でも、昔はもっと面倒だった。いちいちフォークをはずさないと
輪行袋に入らなかったから。また、フォークをはずすと、
ハンドルとかヘッドパーツも全部はずさないといけなかった。
最近の自転車はアヘッド型のフォークが主流になり、ハンドルを
ステムのところで外すことができるようになった。だから、これでも
ずいぶんとラクになったのである。
 
 


電車に乗せたところ

上が700Cサイズの自転車を輪行袋に入れて、電車に乗せたところである。
電車の乗り方にもノウハウがあって、通勤型電車の場合は乗るのは
一番前か後ろである。そして、乗務員室の前の壁にベルトで自転車を
固定するといい。
え? 乗務員室の前の壁があいていない場合、どうするのかって?

どいてくれ光線を発するのである。

最近、この場所って、やけに人気があって、取り合いである。
とくに女子高生に人気があって、よく、この場所にもたれかかって、
化粧なんかしてやがる。
私の世代から見ると、人前で化粧するのって、人前で着替えるのと
かわんないんだけど、ま、それはともかく、よくここに女子高生がいる。

そういった女子高生に、どいてくれ光線を発するのである。
が、90%以上の確率で無視される。そういう場合はあきらめて、
女子高生が降りるのを待つしかない。

通勤型電車以外ではどうするか。
中距離電車の場合は、4人がけのボックスシートの横に置いて、
ベルトで固定すれば、大丈夫である。特急電車や新幹線の
クロスシートはアウトである。前後の人の邪魔になるし、
また、車内販売が来るから、通路に大きな荷物を出しておくと、
車掌に怒られてしまうのだ。
どうしても特急電車や新幹線に乗りたいならば、デッキに置くしか
ない。その場合は、自分もデッキに立っていることだ。

夜行バスは、私の持っているような700Cサイズの自転車だと、
まず乗せてくれないけれど、小径車については、バス会社によっては
乗せてくれることもあるようだ。詳細は、バス会社に問い合わせてみると
いいだろう。
 
 
ということで、輪行であるが、自転車による行動範囲がぐっとひろがる。
電車で目的地まで自転車を運んで行って、現地でサイクリング
をするというのは、旅のスタイルとしてはもっとも合理的であり、
もっと普及してもいいと思うのである。

みんなでひろげよう、輪行の

...。



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