早春の南房総 [ツーリング情報]
今年は暖冬のため、例年よりも開花時期が1週間ほど
早いのだそうである。東京では、もう、ウメが咲き始めて
いる。房総半島の花畑もきれいだろう。天気もいいので、
ちょいと千倉（ちくら）あたりまで行ってみるか、と思って
出かけてきた。
館山では菜の花（アブラナ）が満開で、ちょうど
見ごろであった。立川では、４月にならないと、
菜の花は開花しない。このあたり、都内よりもだいたい
１ヶ月以上、春が早く訪れるようである。
千倉の花畑
千倉では、名物の花摘みが最盛期である。ポピーや
キンセンカ、キンギョソウといった花が満開状態である。
値段的には、だいたいどこの農家でも、25本摘んで500円
くらいのようだ。どんな花でも1本20円、というのは、高いの
だろうか、安いのだろうか。私は花を買ったことがあまりない
ので、よくわからない。
それに、私自身はいつも写真だけ撮らせてもらって、
花を摘んだことがない。(^^;ゞ
花農家の方には申し訳ないのだけれど、オートバイだと、
持って帰ることができないので、仕方がないのである。
けれども、青い海を見ながら、花畑で花を摘むというのは、
気分がいいだろうなと思う。
カモメ
ということで、早春の南房総であるが、とても暖かいし、
花のある風景はきれいである。天気さえよければ、ツーリング
コースとして、おすすめである。
ただし、混雑は覚悟しておく必要がある。国道127号線と
国道410号線の大渋滞は、早春の風物詩となっている。
とりわけ、観光バスが大挙して押し寄せて、おみやげを買いに
来る「千倉潮騒王国」の周辺は、慢性的な大渋滞。路肩が狭いから、
すり抜けもほとんどできない。また、観光客のクルマは、
予測のつかない動きをするから、注意が必要である。
それと、私は房総に渡るには、いつも東京湾フェリーを
利用するのだが、オートバイは18台ずつしか乗れないから
この時期は2便、すなわち1時間20分は待つ覚悟が必要。
所要時間が短いほうがいい、船が好きではないという方は、
東京湾アクアラインを使った方がいいだろう。
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