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ツーリングライダーのプチ改造 1 [オートバイの話]

今回から何回かに分けて、私が行っているオートバイの小さな改造
について、お話をさせていただく。第1回は、夜間、横からの視認性
を上げるための工夫について。

私は主としてロングツーリングにオートバイを使っている。だから、
基本的には改造をしていない。どノーマルである。
けれども、仕方なく手を加えた部分もある。そのほとんどは、些細な
ものだし、スタイルよりも実用性を重視したものだから、カッコいいもの
ではない。けれども、安全に走るためには、効果が大きいと思う。

いってみれば、プチ改造。

そういったもののうち、これは効果が大きい、と思うものを、いくつか
紹介させていただく。あるいは、参考にしていただければと思う。
 

フロントフォーク側面に反射板を取り付けている
 

私は、夜間、横からの視認性を上げるために、フロントフォーク側面に
小さな反射板を取り付けている。理由は、道路照明のない道路を
走っていると、他のクルマやオートバイから、しばしば存在を見逃される
からである。
 

オートバイは、クルマに比べると圧倒的に小さい。また、マーカーランプ
のように光るものも取り付けられていない。だから、見逃されやすいので
ある。とくに問題となるのは夜間における横からの視認性。
 
はっきり言って、雨の夜、クルマから見ていると、細い路地から
出てくるオートバイなんか、全然、見えないから。
 
それゆえ、他のクルマやオートバイから見逃されないためには、
なるべく前の側面、とりわけ右側にヘッドライトからの光を反射する
素材をとりつけることが、きわめて有効である。
 


反射板の効果
※エンジン右上のフレームにも小さな反射テープを貼ってある
 


40メートルほどはなれたところから
※雨の日のオートバイなんか、こんなもんである
 
 
ということで、私はフロントフォークの側面に、小さな反射板を
取り付けている。反射板は100円ショップのキャンドゥーさんで
5枚100円で売っていたものを、両面テープで貼り付けた。

改造費40円。(笑)

たったこれだけのことであるが、効果は絶大である。
ちなみに、私は最初、反射材でできたテープを貼っていた。
だけど、効果はいまいち。やはりプラスチックの反射板の方が、
圧倒的によく光を反射するようだ。
 

ハーレー・ダビッドソンや、日本メーカーの米国輸出仕様車をみると、
横からの視認性を高めるための配慮が行き届いている。フロントフォーク
とかリアフェンダーなどに、ちゃんと反射板が取り付けられている。
たぶん、アメリカ国内で販売するためには、側面の反射板を装備する
ことが、法律で定められているのだろう。
日本国内には、そういった法律がないから、日本国内で売られている
オートバイには、側面の反射板は取り付けられていない。
けれども、なぜアメリカで義務づけられているのかということを
考えれば、やはり側面の反射材はあるにこしたことはないだろう。

ていうか、取り付けるべきである。
 
 
ま、なるべくなら、オートバイは夜には走らない方がいい。
それは確かである。けれども、ロングツーリングに出たら、
夜に走らなければならないこともある。そういう時は、なるべく
幹線国道か高速道路を走るに限るけど、たまには道路照明のない、
暗い道を走らなければならないこともあるだろう。そういう場合、
この小さな改造は、非常に効果的であると思うのである。



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