SSブログ

中型免許の限定解除をした その7 [ムダ知識]

ということで、中型免許の限定解除技能試験6回めである。


昨夜アップした記事を読んでくださった読者様より、
「トラックに乗る予定がないのであれば、
中型免許なんか取っても、
意味がないんじゃないですか?」
というご意見をいただいた。

...ごもっともである。

けれど、私の場合、最初に書いたように、受験の動機が
免許証の表面から、限定条件を消したいだけだから。
最初から、意味なんかないのである。(笑)

ま、とはいうものの、運転免許は学歴など関係なく、
誰でも受験できるし、しかも、就職などにおいて、
即、プラスに作用する資格である。
取っておいて、損はないだろう。

社会人になってから取得する資格というのは、
たいがい、出身学部あるいは学科とセットになっているし、
また、取得までに、かなりの勉強をしなければいけない。
それに対して、運転免許には受験資格はなく、
しかも、中型1種とか大型1種には、学科試験はない。
要するに、運転さえできればそれでいいのである。
運転免許は、もっとも簡単に取得できる資格であろう。

私も、もう、55才だし、これから老後をむかえるにあたって、
大型自動二輪免許と英検2級、それに うみがめ博士 だけでは、
どうしようもない。
簡単に取れる資格は、取っておいて損はないと思う。


(受験6回め)
ということで、今日も今日とて、朝8時30分に府中試験場である。
今回は、中型の限定解除を受験するのは私だけ。
もう、6回めの受験だから、かなり、クルマに慣れてきた。
路端停車右の方向変換後方間隔時速50kmは簡単にクリア。
苦手だったクランクも、難なく通れるようになった。
隘路 (あいろ)は、切り返して減点5だけど、なんとかクリア。
S字は、もう、問題なく通れる。
左の方向変換は得意である。今回も1回で決めた。
そして、出発点に戻った。

やった。2回連続の完走。
今回は、さすがに合格でしょう。
\(^○^)/


慎重に降りて、ドアを閉め、試験官のところに行く。

試験官 「減点超過で不合格です。」
私    「ははあ...。 (ガックリ)」
試験官 「左折とか、右折の方法が悪くて、全部、減点ですよ。」


そうなのか。
具体的には、以下のようにしないと減点であるという。

左折の方法
1.縁石から70センチくらいに寄る
2.左の巻き込み確認
3.右のサイドミラー確認
4.左の縁石に沿って通過する(1メートル以上離れると減点)


右折の方法
1.センターラインいっぱいによる
2.左のサイドミラー確認
3.右折マークから1メートル以内を通過する。



納得できない。
左折のときの3.と右折のときの2. (赤字部分)であるが、
なんで、反対がわのサイドミラーを見なければいけないのか。
中型・大型免許の受験解説本とか、一発試験の解説サイトには、
そんなこと、書いてなかったぞ。
そのことを、試験官に確認すると、

試験官 「中型とか大型車は、リアオーバーハングが
長いですから、左折や右折しようとするとき、尻振りをします。
それで、後ろからオートバイが抜こうとして接触、
という事故が増えているんですよ。
ですから、必ず、曲がろうとする反対側のミラーを見て、
尻振りを確認しなければいけません。
あなたの場合、まったく見ていませんでしたから、
全部、減点です。」


むむむ。いつのまに、そんな課題が課せられるようになったのか?
まあ、そういう規定になったのなら、引き下がるしかない。
けれど、そういう事故って、交差点内でウィンカーを出して、
右折とか左折をしようとしているトラックの後ろから抜こうとする
オートバイの方に、問題があるんとちゃうの?

rear_2.gif
交差点内で、オートバイがトラックのリアオーバーハングにぶつかる事故がふえているそうだ


最後に試験官は、
「運転操作に関しては、だいたい出来ていました。
あとは安全確認だけですから。次回、がんばってください。」

と言ってくださった。

ま、いっか。次回はそこだけ気をつけて、がんばろう。


ご注意

※この受験体験記は、2012年5月時点のものであり、
 筆者takの個人的な感想を書いたものです。
 技能試験の方法、採点基準は、刻々と変わっていますから、
 受験に必要な情報は、必ず、ご自身でご確認ください。
 本Blogに書かれた情報により、なんらかの障害が
 発生したとしても、takは責任を負いません。