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中型免許の限定解除をした その8 [ムダ知識]

前回、指摘されたリアオーバーハングのサイドミラーによる確認
についてであるが、じつは、非常に重要なことなのであった。


そもそも、中型免許というものが、なぜできたのかというと、
普通免許で、4トン車を運転する人の事故が相次いだことによる。
そこで、普通免許で乗れるクルマの大きさを制限しようということになり、
中型免許が新設されたのであった。

私自身は、運輸業界にはなんの関係もないから、知らなかったのだけど、
現在の免許制度においては、積載重量については制限があるものの、
クルマの大きさについては、制限がない。
その制度を逆手にとって、普通免許で乗れる4トン車でありながら、
公道を走ることができるギリギリの長さ、すなわち、12メートルいっぱい
という変則的なトラックも存在する (らしい)。

U_long.jpg
4トン超ロングボディ車  (=通称オバケ)

このようなクルマだと、リアオーバーハングは、3メートル以上。
尻振り量は、1メートルを超える。

で、普通免許しか持たず、そのことを知らない運転者が
後ろから来たオートバイや、隣のレーンのクルマに
荷台の後端をぶつける、という事故が続出したらしい。
そういったことから、中型免許が新設され、
リアオーバーハングの大きなクルマでも、
きちんと運転できる技術を持つことが求められるように
なったのである。

そこまではいい。
納得である。

しかしながら、中型免許の技能試験が開始された当初、
リアオーバーハングのサイドミラーによる確認は課されていなかった。
受験解説本にも書いていなかったし、一発試験の解説をしているサイト
を見ても、どこにも書いていなかったから。
おそらく、リアオーバーハングのサイドミラーによる確認については、
最近になり、技能試験に課せられたのであろう。
このような事情により、前回、私は不合格だったわけである。

ま、仕方あるまい。

教習所に行かないで受験している以上、こういったことはありうる。
ちょっと、ツイていなかったけどな。
リアオーバーハングのサイドミラーによる確認は、これから中型免許の
技能試験を受験される方にとっては、要注意であると思われる。


ご注意

※この受験体験記は、2012年5月時点のものであり、
 筆者takの個人的な感想を書いたものです。
 技能試験の方法、採点基準は、刻々と変わっていますから、
 受験に必要な情報は、必ず、ご自身でご確認ください。
 本Blogに書かれた情報により、なんらかの障害が
 発生したとしても、takは責任を負いません。


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