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ゴムブーツ類の修理代、高杉である [ひとりごと]

1台のクルマに長く乗っている人は、みんな感じている
ことだと思うんだけど。


lowerarm.jpg
破れてしまったロアアームブーツ


クルマとかオートバイには、たくさんのゴム部品が
使われている。ゴムだから、当然のことながら寿命がある。

だいたい、5~6年だね。

それを超えると、傷んでくる。
まあ、ゴム部品なんで、安いものなんだけど。

だけど、クルマ屋さんとか、バイク屋さんに
修理に出すと、これが、バカ高い料金を取られる。
クルマを例にとると、いちばん、傷みやすいゴム部品に
タイロッドエンドブーツというものがある。
1コ200円くらい。
これが破れていると、車検に通らないから、修理せざるを
えないんだけど。

この交換修理代が、だいたい、
1コにつき1万円。


当然、そんなもん、バカバカしくて出せないから、
私は自分で交換する。
最初の頃は、片側だけで1時間くらい、かかったけど、
いまでは、10分くらいで、できるね。


今回は、ロアアームブーツが破れてしまった。
この部品の交換は、ちょっと面倒くさいので、
クルマ屋さんに依頼しようとした。そしたら、
「片側で2万円くらい。」
と言われてしまった。しかも、
「時間の問題で、反対側も破れますから、
両方とも交換した方がいいですよ。」
と言われた。

ま、そりゃそうだけど。

両方で4万円
いま、仕事が忙しいから、ちょっと考えたんだけど、
結局、自分でやることにした。

モノタロウで、部品を購入。
デミオ(2006年式DY3W型)の場合、
大野ゴム工業のDC-1627という品番で、
1コ499円。
2コ注文して、998円。

費用はそれだけである。

dc-1627.jpg
大野ゴム工業 DC-1627


交換の手順は、いろんな人がWebにあげたり、
動画で紹介しているから、それをご覧いただければと思う。
まあ、今回の場合、いろいろと語ろうとしても語りきれない
試行錯誤があって、破れていた助手席がわだけで
4時間くらい、かかってしまったね。www
反対の運転席がわは、コツがわかったので2時間弱。
結局、ほぼ半日、かかってしまったわ。

なんか、デミオの場合、
「素人に修理させてたまるかあーーー!」
という感じの構造になっていて、ゴムを固定している
リングの部分が、やたらと頑丈にできているんだよね。
スナップリングではなくて、厚さ2ミリくらいの鉄の輪っか
なんで、結局、貫通ドライバーで破壊するしかなかった。

こういうのって、どうなのかな、と思う。

1コ200円とか500円とか、そんな部品を交換するのに
何万円も取って、しかも、素人には交換しづらいように
しているのって。

さらに言うと、ロアアームとか、タイロッドごと交換すると
ホイール・アラインメントが狂うから、その調整代として、
5000円くらいの技術料が上乗せされるし。

はっきり言って、5年から6年で、必ず交換しなければならない
部品で、そんだけのお金を取るって、どうなのかな。

まあ、イヤなら自分でやればいいんだけど。

そう思って、私の場合、自分で交換しているんだけど、
いつも、なんだかなあ、と思っている。