SSブログ

Ubuntu(ウブントゥ)を入れてみた [ムダ知識]

古いPCにUbuntuを入れてみた。


ubuntu.jpg
Ubuntuの初期画面


もう、40年以上、パソコンを使っている。
その間、数え切れないほどのパソコンを買ってきて、
使わなくなってしまったパソコンも、山ほどある。

それらを復活できないものか。


パソコンが陳腐化する理由は2つあって、

1.CPUやメモリの能力が低く、いまどきの使い方に
 対応できなくなること。
2.OSやアプリケーションのサポートが終了すること。


1.は、どうしようもないね。
私も、1980年代のインテル486プロセッサーのPCを
復活させようとは思わないし。

2.については、主としてマイクロソフトの都合である。
今年、Windows7のサポートが終了するけれど、
ハードウェアそのものは、まだまだ使える。
そういったPCに、Ubuntuを入れてみることにした。



Ubuntuとは、LinuxをベースとしたOS(オペレーティング
システム)である。標準的なシステムツールに加えて、
統合オフィスのLibre Officeや、Webブラウザの
Mozilla Firefoxなどをそなえている。
基本的に無料である。

Ubuntuを入れたのは、レノボのIdeaPad S10-3
というPCである。2010年11月に購入したネットブック。
OSはWindows7。
CPUはインテルのAtom N450というモバイルPC用
の省電力プロセッサ。1.66GHz/1コアである。


ということで、ここでUbuntuをダウンロード。
PCにインストールして、さっそく立ち上げてみた。

立ち上がりの速度は...。
うーん、どうなんだろ。
ぶっちゃけ、Windows7と、そんなに変わらないね。
Chromeブックのコマーシャルみたいに、あっというまに
立ち上がることを期待していたんだけど。

ブラウザで、最初から用意されているのは、
前述のとおり、FireFOXである。
FireFOXについては、ファンも多いことは知っている。
けど、私はふだん、Google Chromeを使っているので、
Linux版のChromeを入れてみる。

chome.jpg
Linux版のGoogle chromeをインストール


うん、これはいいね。

Gmail、Keepなど、ふだん使っているアプリも動くから。
WindowsPCと、まったく変わらない環境になった。
古いCPUなんで、サクサクというわけにはいかないけど、
それなりに快適に動作してくれる。

ずばり、Chromeブックを買うくらいなら、
古いPCに、Ubuntuを入れた方がいいかも。

もちろん、最新のPCを使うに越したことはない。
それはわかっているけれど、まあ、予備というか、
そういうPCがあってもいいと思うし、
Googleの環境しか使わないというなら、
Ubuntuは、十分、使いものになるかも。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
古いPCにUbuntuを入れると、
まだまだ使えるかも。
それだけである。


もちろん、Ubuntuには欠点もあって、
その最大のものは、周辺機器のデバイスドライバ
が充実していないこと。
プリンタとか、HDD、ネットワーク機器の
デバイスドライバは、基本的にはWindowsか
MAC OSを対象に開発されるから。

ま、周辺機器なんか、使わなければいいんだけどね。

それと、付属のLibre Officeであるが、
Open Officeの頃よりは充実したかな、
という感じである。
ふだん、Wordしか使わない、という方なら
十分かもしれない。
けど、Excelは怖いね。
関数の互換性が完全かどうか、わかんないもんな。

ま、Excelを使いたい場合は、いったん、Ubuntuを
終了してから、オフラインでWindows7を立ち上げ、
マイクロソフトOfficeを使うしかない。
OSの問題ではなくて、アプリケーションの問題だから、
どうしようもないね。



共通テーマ:パソコン・インターネット