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寒風山トンネル(5,432メートル)を通ってきた その1 [ツーリング情報]

国道194号線の寒風山(かんぷうざん)トンネル
を通ってきた。


kanpuzan.jpg
寒風山トンネルにて


ここんとこ、ちょっと忙しくて、
ブログの更新が滞ってしまったね。
私は営業職ではないので、3月の決算期末に
忙しいということはないんだけど、
今年はなんだか、やたら、バタバタしていた。

消費税が上がる前に契約だけすませておく、
みたいな仕事が多くて、それに伴う業務が
増加しているのである。このぶんだと、
消費税が上がったら、深刻な不況になって
しまうような気がするな。

ま、それはともかく、4月に入って、
休みがとれたので、ちょいとオートバイで
出かけることにした。

で、どこに行くか。
まだ、北は寒い。必然的に南に行くことになる。
四国か、南九州か。

とりあえず、立川から西に向かって走り、
名古屋をすぎて、亀山から無料の名阪国道へ。
さらに天理ジャンクションで、高速道路の無料区間
である京阪奈(けいはんな)自動車道に入った。
私は無料という言葉によわいのである。
で、和歌山からフェリーで四国に渡った。

ということで、今回は四国に行って、国道194号線
(高知~西条)を完走したのと、無料で通れる国道では
最長の「寒風山トンネル」を通ってきた話をする。

いちおう、国道ブログだもんな。

忙しくて、なかなか旅に出ることができなくて
どヘタなギターの演奏なんかアップしたり
しているけど。wwww



国道194号線は、高知市から愛媛県西条市にいたる
一般国道である。
かつては、ひどい悪路であった。
とりわけ、寒風山越えは、1.5車線の道が
標高1,000メートルくらいまで、延々と続いていて、
さらに、狭い旧寒風山トンネルで抜けていた。
おまけに、12月から3月までは閉鎖であった。
しかしながら、1999年に現在の寒風山トンネルが開通。
前後の道路も整備されて、現在は快走ルートになったね。
近年の四国の国道の改良は、めざましいね。

で、この寒風山トンネルは、全長5,432メートル。
現在、日本国内で供用されているトンネルのなかでは
第17位である。
しかしながら、1位から16位までは全部、高速道路か
有料道路のトンネルであり、寒風山トンネルは
無料で通れる、いわゆる国道のなかでは最長である。

tunnnel.gif
日本国内トンネル長さランキング


私は旧寒風山トンネルは通ったことがある。
そのときに、国道194号線も完走しているのだが、
新しい寒風山トンネル、および改良区間は
これまで通ったことがなかった。
ということで、今回、行ってきたね。

え、それだけのために四国に行ったのかって?
悪いか?
(^^;



2019年4月2日午前5時に高知を出発。
しばらくは、国道33号線を走る。
国道194号線は、伊野(いの)で分岐するまでは、
国道33号線と重複区間なんだよね。

ちなみに国道には、こういう重複区間が
結構、たくさんあって、複数枚の国道標識が
が表示されていたりする。そういうのを、
業界用語で「串刺しおにぎり」という。[要出典

国道33号線と194号線の重複区間には、
串刺しおにぎりはなかったな。私が気がつかなかっただけ
かもしれないけれど。

伊野で分岐したあとは、清流で名高い仁淀川(によどがわ)
に沿って走る。サクラがきれいであった。
出来地(できじ)というところで仁淀川とわかれ、
支流の上八川川(かみやかわがわ)沿いに走る。

広瀬で国道439号線と分岐する。
ここから池川(いけがわ)までも、かつてはひどい悪路
だった。けれど、新大峠(しんおおとうげ)トンネル
(2002年開通 2,928メートル)ができたおかげで、
快適に走ることができるようになった。

新大森トンネルを抜けると、大森川に沿ってはしる。
ここで水系が変わり、これまでは仁淀川の水系で
太平洋に注いでいたが、ここからは吉野川の水系で
徳島にいたる。

まだ、高知県吾川郡いの町である。
いの町、どんだけ広いんだよ。

(つづく)


[要出典] どこの業界?



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