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ツバメ減ったよな [ひとりごと]

ウチのマンションのエントランスホールに
ツバメが巣をつくったのだが。


swarrow3.jpg
生後9日めのツバメのヒナ

<撮影データ>
 撮影日時:2013年6月30日 午後0時42分
 撮影機材:オリンパス E-510
      ZUIKO DIGITAL 70-300mm
 露出時間:1/60秒 絞り:F4.0
 ISO感度:800  フラッシュ1/4光量発光


6月21日に、ヒナが生まれた。
その後、すくすくと育って、だいぶツバメらしくなってきた。
カラスなどに襲われず、無事に育てば、
あと1週間くらいで巣立っていくだろう。

それにしても、最近、ツバメ減ったよなあ。
私が子どもの頃は、それこそ、どこの家の軒下でも、
巣をつくっていたけれど。

日本野鳥の会では、「ツバメ全国調査2012」というのを
実施している。それによると、ツバメが減った理由として
いちばん多かったのが、「カラスによる影響」で296件。
次に多かったのが、「人による巣の撤去」で216件であった。

リンク
日本野鳥の会 「消えゆくツバメをまもろうキャンペーン」


人による巣の撤去というのは、たしかにあるかもしれないな。
あいつら、あまりにも人の身近に巣をつくるもんだから、
飲食店とか、食料品店などでは、撤去されてしまう。
昔は、「ツバメが巣をつくると縁起がいい」とか言われて、
八百屋さんの店先でも、平気で巣をつくっていたけど、
もう、そんなことが許される時代ではないのかもしれない。
「鳥インフルエンザが心配。」という声もあるし。

幸い、ウチのマンションの住民は寛容な人が多く、
ツバメが巣をつくっても、苦情は出ていない。
けれど、あまりにも多くなると、やはり問題になりそうである。
まあ、夏にツバメが軒下で巣をつくるというのは、
日本の原風景という感じもする。できることなら、
いつまでも、そういうのが残っていてほしいなあ、
と思うのだが。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
ツバメが減っているようだけど、増えるといいな、
ということで。


ちなみに、ツバメは旧国鉄(日本国有鉄道)の
シンボルマークだった。ヤクルトがスワローズなのは、
国鉄の野球部が母体であるからである。
ツバメという、さして強そうでない鳥が球団名になっているのは、
そういう事情がある。スワローズが弱い(現在最下位)のは、
名前のせいではないと思うけど。
で、鉄道ファンには、いまでもスワローズファンが多い。
野球そのものには興味がなくて、べつに弱くてもかまわない、
という人が多いけどね。(笑)



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