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タラの芽の採り方 [ムダ知識]

タラの芽を採ってきた。


tara2.jpg
タラの芽 (1つの芽を残した状態)


長野県にすむ、大学時代の友人が、
「タラの芽を採りに来ないか。」
と言うので、行ってきた。


タラの芽とは、タラノキの新芽のこと。
タラノキとはウコギ科の落葉低木であり、
近い仲間にはヤツデがある。
深い山奥よりもむしろ、人家に近い里山に多いようで、
大きな樹を伐採したあとの日当たりのいい斜面などに
よく生えているようだ。

ひょろっと伸びた棒のような樹で、鋭いトゲがある。
タラの芽をとるには、ホームセンターや作業着屋さん
で売っている革の作業用手袋が必需品である。
それと、山を歩きなれていない方は、トレッキングポールを
持って行くといい。ぬれた斜面はすべりやすいし、
トゲのある樹木やツルを避けようとすると、
バランスを崩しやすいからね。

で、タラの芽を見つけたら、手でちぎり取るわけであるが、
全部は採らない。
「全部採られてしもうたら、この1年、
わて、どないしたらええねん!」
というタラノキの心の叫びが聞こえるからね。(笑)
だから、いくつかの芽を残すようにする。(1番上の写真)

採ったタラの芽は、天ぷらにしていただく。
ホクホクした食感で、美味である。
以上。

(おまけ)
タラの芽を採っていたら、ニホンカモシカに会った。
気がついたら、じっとこっちを見ていた。びっくりしたなあ。

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ニホンカモシカ


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