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汎用ビキニカウル(2600円)を改造した [オートバイの話]

汎用ビキニカウル (2600円)を、ちょっとだけ、改造した。


isome.jpg
若干の改造を行った汎用ビキニカウル


先日、ビキニカウルを付けて走っていたら、ヤマハのマジェスティ
に乗っている年配の男性から、声をかけられた。

マジェスティ氏 「ほう、CBにビキニカウルですか。」
私        「はい。寒いもんで。(笑)」
マジェスティ氏 「スクリーンの上のほうが反っている
         ほうが、効果、ありますよ。」
私        「へえ、ほんとですか。」
マジェスティ氏 「はい、全然ちがいます。これだと、
         縮み上がってしまいますからな。」
私        「なにがですか?」
マジェスティ氏 「ははは。」
私        「ははは。」


かわいそうに。よっぽど、寒い思いをしたことが、あるんだろうな。
それはともかく、年長者からのアドバイスには、耳をかたむける価値がある。
そこで、スクリーンを、上の方が反っている、スポイラー形状のものに
変更することにした。
といっても、新品のスクリーンを買うと、1万円以上もしてしまうし、
自作しようにも、塩ビやアクリル板を、3次元形状に曲げるのは、至難のワザ。
いかに、DIY歴40年以上の私でも、それはムリである。
そこで、ヤフーオークションで、スクリーンの中古品を手に入れることにした。


自動車、オートバイ > オートバイ > パーツ > カウル、フェンダー
>スクリーン
  とすすんで、上部がスポイラー形状になった
スクーター用の大型スクリーンを見つけた。
少々、端の方に割れがあるということで、即決価格 500円
最近のオークションは、即決価格というのがあって、
いちいち、時間切れになるのを待たなくてもいいから、便利だね。
どうせ、割れた部分は切ってしまうので、即決で入札した。


で、手に入れたスクリーンを、ハンダごての先端をナイフ状に
削ったもので切っていく。切り取ったあとは、サンダーで形を整えて、
ボルト用の穴をあける。ボルトは、私の趣味で、ステンレスの
キャップボルトに変更した。

また、スクリーンの面積が増して、空気抵抗が大きくなったため、
補強が必要と判断。下の写真のような金具を自作した。
DIY店で金具を買ってきて、手で曲げてつくった。
曲げた部分には、ハンダを盛って、補強してある。
ということで、完成したのが、以下である。


front.jpg
正面

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側面

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ナナメ前から

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運転席から


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カウル上部補強用金具

blacket2.jpg
カウル前部補強用金具


スポイラー形状のスクリーンの効果であるが、からだにあたる風が、
たしかに軽減された。
どうやら、これからは、縮み上がらずにすみそうである。(笑)



ということで、今回の記事のまとめであるが、
2600円の汎用ビキニカウルを、少しだけ改造した。
スクーター用のスポイラー形状になったスクリーンを付けたら、
防風に効果があった。以上である。


ところで、前回の記事 を読んでくださった友人の micyuさん と、
3人の読者の方々から、
「あれ? オートバイは、からだに風を受けながら
走るんじゃなかったんですか?」
と言われてしまった。

すみません。もう、かんべん
してください。

m(_ _)m



少々、事情を説明させていただくと、私は若い頃、
オートバイというものは、風をからだに受けて走るもんだ、
という美学を持っていた。そのため、
「風を受けないで走るオートバイなんて、オートバイとはいえないさ。」
などと、周囲の友人たちに対して、吹きまくったのである。

参考: ホームページ 「オートバイで国道を旅する」
ネイキッド車の乗り方


今回、さすがにもう、みんな忘れただろうと思って、
ビキニカウルを付けてみたのだけど、
micyuさんと読者様は、しっかり覚えていたのであった。

お願いです。忘れてください。
もう、許してください。(泣)



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