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グループツーリングが邪魔になる件について [ひとりごと]

読者の方から、以下のようなメッセージをいただいた。


> 地方の国道や峠に自転車はいません。
> そんなところを自転車で走っているのは、よほどの変人 (例えば私) だけです。
> とありますが、そんなことはありませんよ。
> 私は房総半島の住人で休日の早朝バイクツーリングを趣味としていますが、
> けっこうな勾配の山道でも自転車の多いことと言ったら。
> すごいスピードで走られているので、10台位連なっていると抜くのが怖い位です。

> 自転車の方って後ろから来るバイクの音は聞こえてるんでしょうか?



なるほど...。
最近は、自転車 (とりわけロードスポーツ) のグループツーリングが
ブームになっているようで、房総半島の山の中にも、
集団で走りに行く人たちが増えているんですね。

これは私の認識不足でした。
m(_ _)m

こういった、私とは違った視点からのご意見というのは、
本当に参考になります。


で、「自転車の方って後ろから来るバイクの音は聞こえてるんでしょうか?」
という疑問に対する回答であるが、結論から先にいうと、聞こえないわけはない。
私の場合、後ろから来るクルマやオートバイには、かなり気をつけている。
いつも、エンジン音に気をつけているのはもちろん、
時々は、バックミラーで後続車を確認しているし、
峠などで追いつかれたら、必ず、安全なところで左によって減速し、
合図して、先に行かせるようにしている。
公道を走る以上、譲り合うのは当然だから。

道を譲れば、それなりの反応はあるよね。
オートバイの場合は、かるく左手をあげて挨拶していくし、
クルマの場合もクラクションを軽く鳴らすか、
あるいは抜いたあと、ハザードを1回か2回、点滅させて去っていく。


では、ロードスポーツでグループツーリングをしている人たちはどうか。

はっきり言って、後続車のエンジンの音が聞こえても、
前の自転車についていくのに必死だから、
道を譲るどころではないかもしれないね。
リーダーがしっかりした人で、後ろからクルマ、オートバイに
追いつかれたとき、グループ全体をとめて、先に行かせるくらいの
知性と判断力を持った人ならいいけど、
そういう、しっかりしたリーダーがいなくて、
後続車を無視したうえ、10台くらいでドラフト走行を続けるとしたら、
迷惑なこと、はなはだしいよね。

ま、そういった苦情は、一部のロードスポーツでグループツーリングをしている
人たちに言ってください。
私は関係ないですから。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
自転車のグループツーリングは、他の交通の邪魔になる可能性があるから、
注意した方がいいかもしれないね。


ちなみに、グループツーリングに参加する人たちって、
自分ではなにも判断しないで、ただリーダーにくっついて行くだけ、
っていう人が多いよね。
そのことは、オートバイのグループツーリングでも言えるんだけど。
そういう人たちって、本当に自転車とかオートバイが好きなのかなあ。

なんだってそうだと思うけど、好きなことをやる以上は、
自分でやるんだ、っていう主体性と、
ここまではやり遂げよう、っていう目標が必要だと思うんだよね。
趣味ってのは、そういうもんでしょ。
そういうのが全然なくて、休みの日に、ただ漫然とつるんで走る人たちって、
本当に、好きなことをしているって、いえるのだろうか。

「いやあ、趣味ではないです。単なる気晴らし、レジャーですよ。」
と言われれば、それまでなんだけど。



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