自転車乗りにとって、最大の脅威は自転車 [ひとりごと]
読者の方から、「いまどき自転車に乗るのって、危なくないですか」
というご質問をいただいた。
いい質問ですねえ。
(^^;
自転車で長距離の旅をしている私の率直な感想としては、
いまどきの交通環境において、自転車に乗ることは、たしかに、少々危険であると思う。
そして、最大の脅威はクルマではなく、じつは自転車なのである。
どういうことか。
自転車は、道路交通法では「軽車両」に入るから、
道路の左側を走ることになっている。
また、クルマも道路の左側を走ることになっている。
つまり、ふつうに走っている限り、自転車はどんどん、
クルマに追い抜かれながら走ることになる。
当然ですよね。
そのような状況において、もっとも危険なのは、
クルマに見逃されることであろう。
要するに、クルマに接触、あるいは追突されること。
たしかに、そういう事故って、増えているようだ。
けど、クルマだってバカではない。
だから、めったなことでは、自転車を見逃すことはない。
ツーリング中の私は、なるべく目立つ格好をしているし、
夜間やトンネルの中では、前照灯とテールランプをつけたうえ、
さらに、反射材のついたタスキをかけている。
だから、私のこれまでの経験からいって、クルマに見逃されて、
危ない思いをしたということは、あまりない。
また、たいがいのクルマは、ルールをきちんと守って走っているから、
こちらもルールを守って走っている限り、まず、大丈夫である。
一方で、世の中には、ルールを破るやつがいる。
そういうやつがいると、自転車はとたんにピンチになるよね。
私の経験からいって、ルールを破るやつがいちばん多いのは、
じつは、自転車なのである。
まず、多いのが、道路の右側を走ってくるやつ。
要するに、車道を逆走してくるやつね。
ルールを守って、道路の左側を走っている自転車にとっては、
そのままだと正面衝突するから、どちらかが避けることになる。
けれども、車道を逆走してくるようなバカは、そもそもルール違反をしている
という意識がないから、絶対に避けようとはしない。
まっすぐに突っ込んでくるね。
そういう場合、こちらが負けて右側に出ると、
かなりの確率で、クルマにぶつけられることになる。
だから、絶対に譲ってはいけない。
たとえ、はち合わせになって、両方が停まることになっても、
絶対に譲ってはいけない。
命が惜しいなら、向こうから避けさせるべきである。
人によっては、「なにやってんだ。どけ！」などと怒ってくる。
そんなバカに、道路交通法うんぬんを言ったところでわかるわけがない。
無視するに限るね。
次に多いのが、飛び出してくるやつ。
これも、すごく多いね。
自転車はいったん停まると、再び加速するのが面倒なので、
なるべく、一定の速度で走ろうとする。
初心者ほど、そういう傾向があるね。
だから、一時停止を無視して、飛び出してくる自転車って、すごく多い。
ルールを守って、車道のいちばん左側を走っている自転車にとっては、
それはまさに脅威であり、飛び出してきた自転車にぶつけられるか、
あるいは避けようとして、クルマに轢かれるという事故は、すごく多いと思う。
なかには、飛び出しと右側の逆行をダブルでやるやつもいるね。
私は、もう2万キロ近く、自転車で走っているけど、
一度だけ、事故を起こしそうになったことがある。
それは、夜間、無灯火でいきなり飛び出してきて、
しかも、右側を逆走してきたやつと、正面衝突しそうになったこと。
幸いなことに、見通しが悪い交差点が見えた瞬間、なんとなくイヤな予感がしたので、
減速してブレーキを構えていたのと、そいつがいきなり逆走してきた瞬間、
急ブレーキをかけたから、寸前で停止できたけど。
そいつは、ママチャリに乗った高校生だったけど、
「あれ？」という顔をして、さっさと行ってしまった。
度胸のいいやつには、ホント、かなわないよなあ。（笑）
というご質問をいただいた。
いい質問ですねえ。
(^^;
自転車で長距離の旅をしている私の率直な感想としては、
いまどきの交通環境において、自転車に乗ることは、たしかに、少々危険であると思う。
そして、最大の脅威はクルマではなく、じつは自転車なのである。
どういうことか。
自転車は、道路交通法では「軽車両」に入るから、
道路の左側を走ることになっている。
また、クルマも道路の左側を走ることになっている。
つまり、ふつうに走っている限り、自転車はどんどん、
クルマに追い抜かれながら走ることになる。
当然ですよね。
そのような状況において、もっとも危険なのは、
クルマに見逃されることであろう。
要するに、クルマに接触、あるいは追突されること。
たしかに、そういう事故って、増えているようだ。
けど、クルマだってバカではない。
だから、めったなことでは、自転車を見逃すことはない。
ツーリング中の私は、なるべく目立つ格好をしているし、
夜間やトンネルの中では、前照灯とテールランプをつけたうえ、
さらに、反射材のついたタスキをかけている。
だから、私のこれまでの経験からいって、クルマに見逃されて、
危ない思いをしたということは、あまりない。
また、たいがいのクルマは、ルールをきちんと守って走っているから、
こちらもルールを守って走っている限り、まず、大丈夫である。
一方で、世の中には、ルールを破るやつがいる。
そういうやつがいると、自転車はとたんにピンチになるよね。
私の経験からいって、ルールを破るやつがいちばん多いのは、
じつは、自転車なのである。
まず、多いのが、道路の右側を走ってくるやつ。
要するに、車道を逆走してくるやつね。
ルールを守って、道路の左側を走っている自転車にとっては、
そのままだと正面衝突するから、どちらかが避けることになる。
けれども、車道を逆走してくるようなバカは、そもそもルール違反をしている
という意識がないから、絶対に避けようとはしない。
まっすぐに突っ込んでくるね。
そういう場合、こちらが負けて右側に出ると、
かなりの確率で、クルマにぶつけられることになる。
だから、絶対に譲ってはいけない。
たとえ、はち合わせになって、両方が停まることになっても、
絶対に譲ってはいけない。
命が惜しいなら、向こうから避けさせるべきである。
人によっては、「なにやってんだ。どけ！」などと怒ってくる。
そんなバカに、道路交通法うんぬんを言ったところでわかるわけがない。
無視するに限るね。
次に多いのが、飛び出してくるやつ。
これも、すごく多いね。
自転車はいったん停まると、再び加速するのが面倒なので、
なるべく、一定の速度で走ろうとする。
初心者ほど、そういう傾向があるね。
だから、一時停止を無視して、飛び出してくる自転車って、すごく多い。
ルールを守って、車道のいちばん左側を走っている自転車にとっては、
それはまさに脅威であり、飛び出してきた自転車にぶつけられるか、
あるいは避けようとして、クルマに轢かれるという事故は、すごく多いと思う。
なかには、飛び出しと右側の逆行をダブルでやるやつもいるね。
私は、もう2万キロ近く、自転車で走っているけど、
一度だけ、事故を起こしそうになったことがある。
それは、夜間、無灯火でいきなり飛び出してきて、
しかも、右側を逆走してきたやつと、正面衝突しそうになったこと。
幸いなことに、見通しが悪い交差点が見えた瞬間、なんとなくイヤな予感がしたので、
減速してブレーキを構えていたのと、そいつがいきなり逆走してきた瞬間、
急ブレーキをかけたから、寸前で停止できたけど。
そいつは、ママチャリに乗った高校生だったけど、
「あれ？」という顔をして、さっさと行ってしまった。
度胸のいいやつには、ホント、かなわないよなあ。（笑）
ということで、今回の記事のまとめであるが、
いまどきの交通環境において、自転車に乗ることはたしかに危険であるが、
最大の脅威は、私の経験からいって、クルマではなく、ルールを守らない自転車である。
要するに、確率の問題なんだけど、
私は自転車で走っていて、クルマに見逃されて接触、追突される確率よりも、
ルールを守らない自転車により、危険な状況に追い込まれる確率の方が、
はるかに高いように思うのである。
クルマ相手に事故を起こしたら、向こうが賠償してくれるけど、
自転車相手だと、泣き寝入りするしかないもんなあ。
とにかく、ルールを守らない自転車ってすごく多いから、注意することである。
追記
賢明なる読者様なら、ここまで書けば、わかっていただけたでしょうけど、
地方の国道や峠に自転車はいません。
そんなところを自転車で走っているのは、よほどの変人 （例えば私）だけです。
ルールを守らない自転車がいるのは、主として市街地。
ということで、自転車の事故は市街地に集中しています。
ツーリング中、命が惜しいなら、市街地をとばして走らないことです。
