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自転車用ヘルメット(BELL社製のSOLAR)を買った [ムダ知識]

自転車用ヘルメットを購入した。
BELL製のSOLARという製品で、約5,000円であった。


solar.jpg

メーカーページ http://www.bellhelmets.jp/10solar.html

先日、トレーニングがてら、久しぶりに入間川サイクリングロードを
走ったわけだけど、スポーツ車に乗っている人はみんな、自転車用
ヘルメットをかぶっていることに、気がついた。
なんだか、ふつうのキャップで走っている私が、白い目
見られている感じである。

私は、これまで、自転車用ヘルメットをかぶったことはない。
夏はキャップ、冬はニット帽で通してきた。
こう言ってはなんだけど、あの派手派手のヘルメットをかぶるのは
恥ずかしい、とすら思っていた。


風向きが変わったのは、2008年6月1日の道路交通法改正で、
13歳未満の子どもは、自転車に乗るとき、あるいは補助イスに
同乗させるとき、ヘルメットを着用させる努力義務が、
保護者に課せらたこと。
もちろん、努力義務なので、罰則などはないけれども、
子どもにかぶることを強要しておいて、大人がかぶらない
というのは、やはり問題である。
ということで、ついに私も、ヘルメットを購入することにした。


自転車専門店に行くと、色とりどりのヘルメットが展示してある。
けっこう、高価である。
多くは、発砲スチロールでつくった帽体に、プラスチックのカバーを
付けただけのものである。
オートバイ用のヘルメットにくらべると、おもちゃみたいなものだけど、
そんなものが、1万円以上もするのである。
もう、びっくりである。
色も派手派手で、白一色とか、そういうのは置いてないし。

せっかく気合いを入れて、買いに行ったのだけど、
なんだか、すっかり気勢をそがれてしまって、手ぶらで帰ってきた。
そこで、ネットで探して、安価な製品を探すことにした。
いろいろと候補はあったけど、ベル社の入門用モデルであるSOLARに決めた。色は白。
約5,000円。
で、前置きが長くなったけど、そのインプレである。結論。

こんなもんで、十分だろ。


そもそも、自転車に乗るのが、そんなに危険な行為だというなら、
もう、何人も死んでいるはずである。
けど、そういう話は聞かない。
また、頭部に損傷を負うような事故がたくさん起きていて、
ヘルメットをかぶっていたから助かった
という事例がたくさんあるなら、そりゃそれで結構なことだけど、
そういう話も聞かないし...。
私はもう、30年以上も自転車に乗っているけど、
ヘルメットが必要だなんて、ただの一度も思ったことはない。
みんなが白い目で見るから、仕方なくかぶるだけである。


そりゃ、ロードレースに出るなら、ヘルメットは必需品であろう。
やつらは、平坦地で時速40km以上、下り坂では時速80km以上で 走るわけだし。
けど、現在の私は、平坦地でも時速30kmくらいしか出せないし、
下り坂でも、時速40kmくらいしか出さないのである。
だから、こんなもんで、ええんとちゃう?



ということで、今回の記事のまとめであるが、
自転車用ヘルメットは、ツアラーには必要ないとは思うけど、
子どもに対する着用義務の法制化、その他のご時勢から、
かぶらざるをえない状況である。
で、仕方なく購入するとしたら、入門者向けの5000円くらいの製品で
十分であろう。


Wikiによると、現在、自転車乗車時にヘルメットの着用が
義務付けられている国は、オーストラリア、カナダ、
フィンランド、アイスランド、イスラエル、スウェーデン、
米国(37州)、ニュージーランドであり、増える傾向にあるという。
まあ、安全装備に対する意識が高まるのは、結構なことだけど。

個人的には、自転車に乗っていてケガをしないためには、
人やクルマ、あるいは他の自転車の動きをよく読み、
危険な状況に近づかないことと、お互いに譲り合って、
スムーズに走ることが重要であると思っている。
装備うんぬんは、ほとんど関係ないと思うんだけどな。



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