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ヘルメット用ヘッドフォンの自作 [オートバイの話]

ヘルメットのなかで、カーナビの音声を聞くための
ヘッドフォンを自作した。

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先日、私のCB750の写真をアップしたところ、
「シートからタンクバッグに伸びているコードはなにか?」
との質問があった。

じつは、あれはカーナビの電源をとるためのコードである。
私は、ツーリング中、カーナビをタンクバッグに入れていて、
音声案内を聞きながら、運転しているのである。
カーナビは、broadzone社製のBZN-350を使用している。

え? なんで画面を見ないのかって?

うん。じつは、ハンドルにカーナビをマウントするアダプターも持っている
のだけど、私は運転中、ハンドルに着いたナビを見るのは、
視線の移動が大きいので、怖いのである。
クルマだと、そうでもないんだけどな。
まあ、これについては個人差があるだろうから、なんともいえない。
とにかく、私は怖い。それだけ。

で、音声案内なんだけど、最初はタンクバッグに入れて、
ボリュームを大きくして聞いていたんだけど、高速道路だと、
風切り音が大きくて聞こえない。そこで、ヘルメットにヘッドフォンを
仕込むことにした。前置きが長くなったけど、以下、その作り方を紹介する。


まずは、耳かけ型のヘッドフォンを用意する。形状はできるだけ、
薄いものがいい。また、なるべく安価なもの、ということで、
私が選んだのは、オーディオテクニカ社製のATH-EQ300M
amazonで1151円であった。

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audio-technica イヤフィットヘッドホン ATH-EQ300M BK  1,151円


で、その耳かけの部分をカットしてしまう。それを、ヘルメットの耳の部分に、
セメダインスーパーXで貼り付けて終わり。
なんとも、簡単な工作である。
ちなみに、私が現在使っているヘルメットは、SHOEIのX-9である。
約1メートルほどあるコードは、使わないときは、ヘルメットの後頭部
のパッドと本体の隙間に、まとめて押し込んでおけば、それでOKである。
約半年ほど、この状態で使用しているが、とくに問題は出ていない。


耳かけの部分をカット
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ヘルメットの内側に貼り付ける
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使わないときはコードを後頭部のパッドの隙間に
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ということで、今回の記事のまとめであるが、カーナビの音声案内を
聞くための、ヘルメット内ヘッドフォンの自作は簡単である。
参考になれば幸いである。



実際に使用しての感想であるが、私の場合、カーナビは音声案内だけで
十分である。というのは、私は必ず地図を持って出かけるし、
実際のコースも、地図を見ながら計画する。カーナビは、あくまでも補助的な
ツールにすぎないから。

ちなみに、このヘッドフォンは、音楽を聞く目的で使用することも可能だろう。
けれど、私は走行中、周囲の音が聞こえないのは怖いので、
そのような目的には、使用していない。
まあ、私は、クルマを運転しているときも、カーステ、カーラジオなどは、
怖くて聞けないので、臆病で神経質すぎるのかもしれないけどな。



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