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芸備線の秋 [ツーリング情報]

ちょいと、芸備線沿線まで、行ってきた。


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芸備線とは、広島から岡山県の新見にいたるまでの
中国山地のどまんなかを走る鉄道で、
沿線には、これぞ日本の正しい田舎、といった風景がひろがっている。
私は芸備線のなかでも、とりわけ三次から新見までの風景が好きで、
これまでに何回か乗っている。

2009年9月27日日曜日、その芸備線沿線にオートバイで行ってみた。

芸備線の特徴のひとつだと思うのは、たんぼの中のあぜ道のような感じで
線路の路盤がつくられていること。
もちろん、日本のローカル線は、みんなそうなんだけど、
芸備線は、とくに田んぼとレールの段差が少ないような感じがするのだ。
だから、列車に乗っていると、田んぼのあぜ道の上を走っている感じになる。
いまどきは、田んぼの稲の穂が色づいており、まるで、黄金の海の上にうかぶ
船に乗っているかのようである。


小奴可(おぬか)駅の近くには、線路脇に、小さな道祖神が祀られている。
芸備線が開通して以来、ずっと、旅人の安全を見守ってくださっているのかもしれない。
この日は、きれいな花が供えられていた。 近くに住んでいらっしゃる方の手によるものだろうか。
この地に住む人々のやさしさを感じる。



ということで、今回の記事のまとめであるが、
芸備線は、いま、秋まっただなかという感じである。
沿線は、日本の正しい田舎という感じであり、
そういった感じの写真を撮ってみたい方にとっては、
訪れる価値があるかもしれない。


P.S.
庄原市在住の、のぶさんよりお便りをいただき、
「小奴可は、こぬかではなくて、おぬかとよむのです。」
とのご指摘をいただきました。
調べてみると、たしかにそのとおりでして、
謹んで訂正させていただきます。
のぶさん、どうもありがとうございました。
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