中高年のための英検2級受験 [ムダ知識]
恥ずかしながら、この年齢（52才）になって、英検2級を受験。
なんとか合格することができた。
この記事は、私と同じように中高年で、英検2級を受験して
みたいと思っていらっしゃる方にとって、なんらかのヒントとなる
ことをめざして書くものである。だから、英検に興味のない方は、
どうか、他の記事に行ってください。
m(_ _)m
以下は、私の1次試験のスコアである。
ちなみに、私は英検を受けるのは、今回が初めてである。
私たち、中高年の弱点は、いうまでもなくリスニング。
私の場合、筆記試験の正解率は約80％であったが、
それに対して、リスニングの正解率は約70％と悪かった。
中学生で英検2級に合格した子の体験談などを読むと、
「筆記はあまり書けなかったけれど、リスニングは簡単だった。」
というような内容のものが多い。
そりゃ、そうである。
筆記試験は、単語の意味とか文法がわからなければ、
絶対に正解を出すことはできないけれど、
リスニングは、聞きとれさえすれば、必ず正解できるから。
それに、リスニングの能力は、訓練により必ず改善される。
だから、若い人であれば、そこで点数をかせぐ方が得策である。
けれども、私たち、中高年にとっては、いまさら、リスニングの
能力を上げようと思っても、そう簡単には上がらない。
また、ふつうの人は仕事に追われて、そんなもん、勉強する
時間なんか、ないだろう。
それよりは、確実に取れる筆記試験で点数をかせぎ、
リスニングに関しては、わかれば儲けものくらいの気持ちで
受けたほうがいい。
筆記試験に関しては、高校受験、大学受験と、偏差値教育で
いじめぬかれた私たちの世代にとっては、わりと簡単である。
私の英語力は、多くの人たちと同様、大学受験のときがピークで、
あとは落ちる一方。しかも、受験のときでさえ、英語はそんなに得意
ではなかった。
さらにいうと、もう、大学受験から30年以上もの時間が経過していて、
語彙などは、かなり忘れている。
で、今回、受験するにあたって、私は問題集を1冊やっただけ。（笑）
そんなへたれでも、45問中36問、正解することができたのである。
ふつうに勉強した人なら、40問くらいは正解できるだろう。
1次試験の合格点は、だいたい45点から50点のあいだだから、
あとは30問出題されるリスニングで、5問から10問くらい答えられれば、
それでOKなのである。
べつに、リスニングが難しい、と言っているわけではない。
受験してみればわかるけど、出題される英文の内容は、
大した話ではない。きのこが毒かどうか気をつけろ、とか、
くだらない内容の話であった。
けれども、私たち中高年にとっては、そこで勝負するよりも
得意なのは筆記試験、とりわけ文法と読解しかないのだから、
そっちで勝負する方が得策である、と言っているのである。
2次試験の面接対策については、英会話教室に、3時間だけ通った。
小中学生を対象に、個人でやっている英会話教室の門をたたき、
「英検2級の2次試験を受けるので、その対策をしたいのですが。」
と、正直に事情を話した。すると先生は、
「試験のスコアを見せてください。」と言い、私のスコアを見るなり、
「このリスニング能力では、はっきり申し上げて、合格するのは
むずかしいと思いますが、それでもよろしいですか。」
と言った。
こういう、はっきりとものを言う人が、
私は好きである。
それでもいいから、と約束し、英検3級を受ける中学生といっしょに、
レッスンを受けた。英会話教室に行くのは、これが初めてである。
中学生のガキンチョ生徒さんに、
「おじさん、発音、わるいねー。」
とバカにされた。
「しっかり勉強しないと、おじさんみたいになっちゃうよ。」
と言って、ビビらせておいた。
本番の試験では、少し緊張したけれど、聞かれたことに対して
簡潔に答えるようにして、よけいなことは言わなかった。
それで、OKだった。
ぎりぎりの合格だったけど。(笑)
２次試験の質問には、決まったパターンがあるので、あらかじめ、
それを知ったうえで、答え方に慣れておいた方がいいと思う。
なんとか合格することができた。
この記事は、私と同じように中高年で、英検2級を受験して
みたいと思っていらっしゃる方にとって、なんらかのヒントとなる
ことをめざして書くものである。だから、英検に興味のない方は、
どうか、他の記事に行ってください。
m(_ _)m
以下は、私の1次試験のスコアである。
ちなみに、私は英検を受けるのは、今回が初めてである。
私たち、中高年の弱点は、いうまでもなくリスニング。
私の場合、筆記試験の正解率は約80％であったが、
それに対して、リスニングの正解率は約70％と悪かった。
中学生で英検2級に合格した子の体験談などを読むと、
「筆記はあまり書けなかったけれど、リスニングは簡単だった。」
というような内容のものが多い。
そりゃ、そうである。
筆記試験は、単語の意味とか文法がわからなければ、
絶対に正解を出すことはできないけれど、
リスニングは、聞きとれさえすれば、必ず正解できるから。
それに、リスニングの能力は、訓練により必ず改善される。
だから、若い人であれば、そこで点数をかせぐ方が得策である。
けれども、私たち、中高年にとっては、いまさら、リスニングの
能力を上げようと思っても、そう簡単には上がらない。
また、ふつうの人は仕事に追われて、そんなもん、勉強する
時間なんか、ないだろう。
それよりは、確実に取れる筆記試験で点数をかせぎ、
リスニングに関しては、わかれば儲けものくらいの気持ちで
受けたほうがいい。
筆記試験に関しては、高校受験、大学受験と、偏差値教育で
いじめぬかれた私たちの世代にとっては、わりと簡単である。
私の英語力は、多くの人たちと同様、大学受験のときがピークで、
あとは落ちる一方。しかも、受験のときでさえ、英語はそんなに得意
ではなかった。
さらにいうと、もう、大学受験から30年以上もの時間が経過していて、
語彙などは、かなり忘れている。
で、今回、受験するにあたって、私は問題集を1冊やっただけ。（笑）
そんなへたれでも、45問中36問、正解することができたのである。
ふつうに勉強した人なら、40問くらいは正解できるだろう。
1次試験の合格点は、だいたい45点から50点のあいだだから、
あとは30問出題されるリスニングで、5問から10問くらい答えられれば、
それでOKなのである。
べつに、リスニングが難しい、と言っているわけではない。
受験してみればわかるけど、出題される英文の内容は、
大した話ではない。きのこが毒かどうか気をつけろ、とか、
くだらない内容の話であった。
けれども、私たち中高年にとっては、そこで勝負するよりも
得意なのは筆記試験、とりわけ文法と読解しかないのだから、
そっちで勝負する方が得策である、と言っているのである。
2次試験の面接対策については、英会話教室に、3時間だけ通った。
小中学生を対象に、個人でやっている英会話教室の門をたたき、
「英検2級の2次試験を受けるので、その対策をしたいのですが。」
と、正直に事情を話した。すると先生は、
「試験のスコアを見せてください。」と言い、私のスコアを見るなり、
「このリスニング能力では、はっきり申し上げて、合格するのは
むずかしいと思いますが、それでもよろしいですか。」
と言った。
こういう、はっきりとものを言う人が、
私は好きである。
それでもいいから、と約束し、英検3級を受ける中学生といっしょに、
レッスンを受けた。英会話教室に行くのは、これが初めてである。
中学生の
「おじさん、発音、わるいねー。」
とバカにされた。
「しっかり勉強しないと、おじさんみたいになっちゃうよ。」
と言って、ビビらせておいた。
本番の試験では、少し緊張したけれど、聞かれたことに対して
簡潔に答えるようにして、よけいなことは言わなかった。
それで、OKだった。
ぎりぎりの合格だったけど。(笑)
２次試験の質問には、決まったパターンがあるので、あらかじめ、
それを知ったうえで、答え方に慣れておいた方がいいと思う。
ということで、本日の記事のまとめであるが、
私たち中高年にとっての英検2級受験は、まずは得意の筆記試験で
点数をかせぎ、リスニングについては、できれば儲けもの、くらいの
つもりで受けた方がいいと思われる。
２次試験の面接については、慣れの問題が大きい。
少ない時間でいいから、英会話教室に通って、練習した方がいいだろう。
私は、これまで52年間、生きてきて、資格らしい資格を
ほとんど持っていない。これまでに取得したのは、日和佐の
うみがめ博物館で取得したうみがめ博士と、大型自動２輪の
運転免許くらいである。今回、英検2級を取得したことにより、
「日常会話程度の英語を解し、うみがめのことに
詳しいオートバイ乗り」
になることができた。つぎは、漢字検定2級にチャレンジし、
「日常会話程度の英語を解し、常用漢字の読み書きができ、
なおかつ、うみがめのことに詳しいオートバイ乗り」
となることをめざそうと思っている。
