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東京モーターショーに行ってきた [オートバイの話]

東京モーターショーに行ってきた。

少し、タイミングが遅い記事で恐縮だけど、東京モーターショー2007
に行ってきた。
東京モーターショー2007については、それこそ、数多くの方が
記事にされておられるだろうから、ここでは、私にとって
とくに印象に残った出品車についてのみ、述べようと思う。

ホンダ DN-01


まずは、ホンダのDN-01。ホンダが独自開発した
HFTを搭載し、来春、販売開始が予定されている車種
として、私がもっとも注目しているオートバイである。
http://www.honda.co.jp/motorshow/motor/lineup/dn-01/index.html

DN-01は、写真でみると、なんだかサメをイメージする
ようなスタイルであったが、実車をみると...やはり、サメだった。
タンクとカウリングが一体式にみえるんだけど、
もしコケたら、カウリングとタンクを総とっかえってこと
なんだろうか。

そんなのに乗るとしたら、なんだか、プレッシャーである。

それにしても、ホイールベースが長いなー。
まっすぐ走ることは走るだろうけど、ちゃんと曲がるんだろうか。
やはり、アメリカで売ることを前提としたオートバイなんだろうな。

結論として、私より年上の保守的なオートバイ乗りからは
見向きもされないスタイルだし、若い方にとっては、
せっかく大型二輪免許を取って、いくらでも大きいオートバイに
乗れるのに、680ccなんて中途半端な排気量で、しかも100万円を
ゆうに超える価格と予想されるから、魅力的には映らないだろう。
そういった意味では、日本国内市場なんか、そもそも眼中に
ないんだろうな。
けれども、DN-01が成功して、HFTの量産コストが下がり、
他のスポーツ車にも搭載されるようになったら、たいへん
ありがたいことである。そういった意味では、ぜひともアメリカで
売れてほしいと思う。 
 

ホンダ CB1100

でかいヨンフォア、である。
それにしても、空冷エンジンで、これからの排ガス規制、
通るんだろうか。ま、中高年ウケをねらって出してみただけで、
売る気は、さらさらないんだろうな。
 

ヤマハ LUXAIR(ラクシア)

出た。オートバイのハイブリッド車!
加速時にはエンジンからの出力に加えモーターがアシストする。
巡航時にはモーターが発電機に切り替わり、バッテリーに
電気を充電する。減速時にも回生ブレーキにより充電を行う。
まさに、これからのオートバイである。

ハイブリッド車なのに、こんなに小さいのか、と驚いたけど、
よく見てみると、モーターは、後輪にちっこいのが付いているだけ。
まあ、気持ち、アシストするだけだろうな。
もちろん、モーターというのは、今後、さらに出力に対して
小型化していくだろうから、ひとつの試みとしては、高く評価できる
ものと思われる。

心配なのは、漏電だなあ。いったい、何ボルトくらいで
モーターを回しているんだろ。
たぶん、インバータを使って、600ボルトくらいに昇圧して
いるんだろうけど、雨が降ったら怖くて乗れない、なんて
ことはないんだろうな。
(^^;  
 
 
ということで、東京モーターショーであるが、クルマ関係者の
注目を集めつつ、11日に閉幕した。
これまで、東京モーターショーは世界でも注目されていて、
はなやかであった。が、日本国内における自動車市場は
低迷しており、オートバイも中高年を中心に大型車が
売れているだけ。あとはさっぱりである。
今年の東京モーターショーは、全体的には、かなり地味
だったように思われる。

自動車の年間販売台数は、昨年、とうとう中国に抜かれて
しまったし。来年からは、各メーカーとも北京のモーターショーに
力を入れてくる。ということで、東京モーターショーの位置づけは、
相対的に下がっていくんだろうな。
さびしい気もするけれど、しょうがない。
 
それにしても、カメラを持った小僧が多すぎである。
しかも、クルマを撮りに来ているのか、コンパニオンの
おねえさんを撮りに来ているのか、わからないではないか。
せっかくモーターショーに来ていながら、コンパニオンの
おねえさんしか撮らないなんてのは、邪道もいいところである!

カワサキブースにて

...。え? なぜ、こんな写真があるのかって?
(^^;A



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